8月30日   ウォーレンサックベロスティグマット50mmf3.5
レチナハウス
 

レチナハウスのホームページを見ると、新規入荷品の欄にこのレンズがありました。
このレンズは、第2次世界大戦終了後、品薄だったエルマーの代わりにニューヨークライツが
ウォーレンサック社に作らせたものです。

90mmや127mmのレンズはポピュラーですが、50mmはなかなか出てきません。
レチナハウスのお値段は安くはありませんですが、高いという金額でもありません。
少し綺麗な赤エルマーと同じくらいの値段です。

朝一で電話をし、予約を入れました。
その日の夕方、受け取りに行きました。
私の予約の後、何人かから問い合わせがあったようです。ラッキーでした。

鏡胴はエルマーよりお粗末ですが、写りはアメリカンカラーです。
こっつてりした色のりがとても素敵なレンズです。

教訓        アメリカンカラーはこってり色


8月27日   エルマリートR135mmf2.8
スキヤカメラ

この日は、スキヤカメラに出ていたアルパ10dを見に行きました。
スキヤカメラも場所は変わりませんが、1階から8階に移ったので値段がいくらか安くなったような気がします。
前日に委託品でアルパ10dにマクロスイターがついてたものが安く出ていたのを確認していたからです。
ところが、委託品の棚にこのエルマリートR135mmの3カムものが驚くべき激安値段で並んでいるではありま
せんか。一桁間違えたのかと思うような値段です。すぐに見せてもらいました。
鏡胴もレンズも新同品です。ところが残念ながらバルサムが切れています。
でも、この程度のバル切れは写りには影響はありません。また現行品とレンズエレメントは同じなので修理も
できます。修理代を考えても、激安値段です。

店員さんも「安いでしょう。私が欲しいくらいです。」というではありませんか。買うという前に店員さんは包装にかかりました。アルパはやめて、そそくさと店を後にしました。

写りはとても良いレンズでした。美品コレクターが売りに出したものでしょう。

教訓        多少のバルサム切れは写りに影響なし。


8月23日   エルマー50mmf2.8Lマウント
キャメタキャメラ

以前、ネット仲間からライカのIIIGを購入しましたが、手持ちのレンズでピッタリ来るものがありませんでした。
姿、形まで考慮に入れると実質上IIIGの標準レンズであったエルマー50mmf2.8Lマウントが一番に合います。
メッキもボディと同じような細かい梨地になっています。
職場の近所の中古屋さんに8万でピカピカのものが出てきたのですが、Mマウントのものは所有しているので
写りは分かっています。ですから値段の高いものには食指が動きません。安い出物でもと思っていたら、電子
メールできたキャメタのリストに激安のこのレンズがありました。
すぐに発注しました。ただ私が受け取った今までのキャメタからのレンズは何かしら問題がありました。
今回も鏡胴はミント状態ですが、レンズがひどく曇っていました。
すぐに山崎光学送りにしたのは言うまでもないことです。
 

教訓        激安物は必ず問題有り。


8月20日    キヤノン7用シューカプラー
レチナハウス

ご承知のようにキヤノン7にはアクセサリーシューがありません。ですから、ストロボや他のファインダーを
載せることは出来ません。そのためアクセサリーシューを使えるようにするためには、このシューを使います。
ボディはどこの中古屋でもよく見かけますが、このシューは数が少なく、現在では珍品になってしまいました。
一時、このシューの簡略型を荻窪のロシアカメラ専門店のプリズムが作る予定であるとクラカメ専科で見ましたが、
どうなったのでしょう。

レチナハウスのホームページを見ていたら、新着商品にこれが載っていました。
その日の夕方、レチナハウスに行って、手に入れました。
造りは重厚で、ボディを傷つけないために何と皮が裏に張ってあります。今ならゴムかプラスチックでしょうが、
この時代は皮が一番確かだったのでしょう。肉厚の金属で、しっかりした造りです。

教訓        本体より貴重なアクセサリーもある。



8月10日    ニッカフード
eBay

3月にニッカ5型とニッコール5cmf2を手に入れ、カメラとボディは純正の組み合わせになりましたが、
残念ながらフードが純正ではなく、フィルター径が40.5mmということもあり、フォクトレンダーの物を装着していました。
ニコンの純正の物はよく見かけますが、ライカのフード並にバカ高い値段がついてます。
当時、ニッカの純正フードもあり、形がニコンはラッパ型でバネ止め、ニッカは四角い形でネジで留める形をしていました。
ニッカのフードはどういうわけかあまり出てきません。私も1回しか見たことがありません。
ニフティの仲間が所有していて、なかなか便利だということは聞いていました。

ある日、eBayで何気なく見ていたら、ニッカのフードがあるではありませんか。早速ビッドしました。
値段は3000円ほどで落ちましたが、送料その他で5000円ほどになりました。
いつものように汚れを落とし、ニッコールに装着してみました。やはりニッカにはニッカのフードがピッタリです。
ニコン純正の物より奥行きがあるのでより効果が期待できそうです。
また四角い形のため、上の面が平らになっていることにより、ファインダーが蹴られません。

教訓      フードは効果こそ大事



8月6日    ライカMRメーター
eBay

これも気まぐれビッドで落ちてしまいました。AS ISで値段が安かったので、動けばよし、駄目なら部品
取りということで手に入れました。

届いた物は元箱付きで、電池が入っていなかったので、新しい水銀電池を入れ、測光してみました。
針はぴくりとも動きません。バッテリーチェツクも出来ないので、完全な部品取り用にしかなりません。
もう一つ壊れたMRメーターがあるので、いずれ自分で修理しようと思います。

教訓       安い物はそれなりの理由がある。



7月22日   エルマリートR35mmf2.8
いかさん

またまた、いかさんよりライカR用のレンズを譲っていただけることになりました。
エルマリートR35mmf2.8です。レンズは旧タイプの3カムのもので、先細になっているタイプのものです。
このレンズはプロカメラマンのKATSUさんがベタ褒めのレンズで、すごく良いレンズとのことです。
同じスペックで、ニコンとのものの比較の印象を聞いたら、「全然違います。ニコン使うのがイヤになる。」
とのことでした。現行のフード内蔵のものより、旧型の先細のものが良いとのことです。
ムックの中でもそのようなことを飯田鉄さんが書いていました。

まだ、印象と言うほど写してはいませんが、上がりを見るとシャープなレンズであるなぁということが言えます。
色のりは渋い感じで、自然のままという感じです。特筆すべきはボケがきわめて自然であるということが言えます。
ただ、二線ボケはありますので、背景を選ばなくては少々うるさい感じがあります。

Rレンズの初期の先細タイプは侮れないレンズです。

教訓        古いレンズを侮る無かれ。



7月14日   ライカIIIG
ニフティのMさん

ニフティサーブの写真フォーラムの掲示板には様々なカメラやレンズの売り物が出ますが、
今回はライカのレンズやボディを良く出しているMさんという方からこのIIIGを譲っていただきました。
値段は相場なのですが、ファインダーオーバーホール済み、プリズム交換済みというのに惹かれました。
実用品の中古ライカを買うときは、
    1にファインダー、
    2にシャッター

というところが点検のポイントだと思います。
1が問題ないというのはそれだけでも素晴らしいところです。
特にM型やこのIIIG型は複雑なファインダーなので、ここが弱いと後の修理に多額のお金が掛かります。

Mさんとは外苑前で待ち合わせ、早速チェックです。ファインダーもシャッターも全く問題なく、
商談成立と言うことになりました。

 教訓        外観より機能。



7月10日 フォカユニバーサル用オプラール50mmf2.8
レチナハウス

ご承知のように、南青山のレチナハウスはM月さんのお店です。
カメラをこよなく愛する良い子たちが集まるクラカメの駄菓子屋さんのような店です。

このレチナハウスは夏と年末にセールを行います。セール特価品はビックリするほど安い物が出てきます。
また、委託品とアクセサリーを除いた在庫品も15%割引となります。

いつもは開店と同時に入店するのですが、今回は子供連れなので、開店後一時間たってから行きました。
お目当ての品は既に売れていたので、前から狙っていたフォカユニバーサル用オプラール50mmf2.8が
棚に有るのか確認したところ、有りました。早速手に入れたのは言うまでもありません。

店内は嵐の一時間が過ぎた後でしたので、幾分落ち着いた状態ではありましたが、それでも大変なお客さんの数です。子供が帰りたがるので、後ろ髪を引かれる思いで店を後にしました。臨時店員の亀吉さんからマックの所在を聞き、子供と一緒にお昼を食べました。

教訓        セールに子供は邪魔



7月 9日 ライカプラッドビット
シーベルファミリーセール

シーベルのファミリーセールとはライカの日本総代理店である日本シーベルヘグナーが自社とグループ企業の家族向けに行うセールです。私は昨年、KATSUさんの紹介で行き、エルマリートR90mmを買いましたが、今年はそのお陰で招待状が来ました。
シーベルはライカ製品の輸入だけでなく、スイスアーミーナイフやライター、化粧品その他の種々雑多の物を輸入している商社です。民生用だけでなく工業用化学薬品も輸入しているとのことです。
並んで、会場に入りましたが、女性は化粧品や装飾品、時計のコーナーに殺到します。
ライカのコーナーに行くのは男性がほんの数人です。
ざっと見ましたが、お買い得はR7の漆仕上げの物37万円、ライカ純正バッグ1万円というところでしょうか。
私の横で、その一万円の純正バッグが売れました。次にあまり安くないズミルクスM50mmを女性が買いました。
どうしようかと考えていると、ライカ社のスライドプロジェクターのプラッドビットが9800円で出ています。
国産のプロジェクターでもこれだけ安い物はあまりありません。
早速、買うことにしました。レジに運び、支払いましたが、さらに値引きをして頂けたので思わぬ値段で買えました。
値段は秘密ですが、3000円でお釣りが来ました。

教訓        ライカの物にも安い物はある。