ライカIIIaのアメリカンコピー
軍需物資であったライカを第2次世界大戦で手に入れることが出来なくなったアメリカ陸軍は、ライカに
代わるカメラを必要とした。軍部の要請を受けたプリミエ・インストゥルメント社がニューヨークライツの協力を受けて製作したが、結局完成したのは1947
年であった。社長の名前をとり、カードンと名付けられた。 完成したのが戦後のことなので民間用として放出された後、アメリカ陸軍通身隊の要請により軍用も作ら れた。軍用は手袋をして扱えるようになっているため民間用はスタイルが違う。製作台数は民間用と軍用合わせおよそ2500台といわれているが正確なことは 分からない。 レンズはコダック社のエクター47mmがついている。 |
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こちらにはもう一つのアメリカンレンズであるウォーレンサックベロスティグマット50mm
を装着している。 |