YashicaYF
ジュピター50mmf1.5
ヤシカYFは、ニッカが末期に発売したIIILをもとに、ファインダー倍率を下げ、フィルムカウンターを手動復元式とした機種である。
ファインダーは50mmと100mmのブライトフレームがあり、パララックスは自動補正である。また、枠全体としては35mm相当になっている。キヤノンのVIシリーズとよく似ている。

カメラ正面のスローダイアルの上にはニッカの文字が残っている。1つのカメラに2つの会社の銘が入っている。
ヤシカの社長が信仰していた宗教家のお告げだと言われているが、詳細は良く分からない。

標準はヤシノン50mmf1.8やスーパーヤシノン50mmf1.8がついていた。このレンズの違いは未だに分からない。
またf1.9や2.0のものもあったということである。

現在はヤシカも京セラに吸収されてしまった。