安原一式
レンズはジュピター15
1998年、あるホームページで新規にLマウント機を開発とのコメントがあった。
それが安原一式との出会いであった。
申込み受付が始まるとすぐに購入を申し込んだ。
製造が間に合わないため抽選ということになった。
その結果、カメラの入手は発売開始から10ヶ月もたった後であった。
手に入れて、うれしさはすぐ失望に変わった。
製造は中国とは聞いていたが、入手したカメラの出来はどうひいき目に見ても、とても悪かった。
セルフタイマーレバーはグラグラするし、日中、戸外でファインダーをのぞくと、
露出ランプの表示は輝度が不足し、見えない。また、ブライトフレームもはっきりしない。
元々、安い価格ではあるが、それにしても、ひどい作りだと思う。

評価出来る唯一の点はファインダーが等倍式であるということだけ。
当然ながら、距離計は虚像式である。
ベッサRが出現したため、このカメラの当初の目的であった
「新規に作成したLマウント機」という価値
は失われてしまった。

表紙
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